過日9月9日、農ある暮らし体験ツアーが無事に終了しました。
ツアー2度目のリピート参加の方、初参加の方、合わせて2組3名の方々にご参加いただきました。
今回は、松川町役場担当者による町内案内からスタートして、3軒の農家さんを訪ねました。最初に訪ねたのは「ぬいぬい農園」の乾真緒さん。「将来どうしようかと考えていた時期に、松川町で南水（梨）を食べたときの美味しさに驚きました。そして、松川町の方の優しさに触れて、自分ひとりでもやっていけるかもしれない、と思って2年前に移住しました。」という乾さん。美味しそうに実った南水の果樹園の下で、移住当初のお話やくだものづくりにかける思いをたっぷり語っていただきました。
温泉で汗を流した後は、居酒屋で交流会。
農家さんたち数名にも参加いただき、大いに盛り上がりました。
翌日は、先代からの果樹園を受け継いで、主にりんごを作っている「やまき北村農園」の北村朝子さんを訪ねました。「自然相手なので、毎年同じことは起きません。逆に来年はこうしたいと毎年思える楽しさがあります。」「子どもの頃から両親が苦労してきた姿を見てきました。失敗しながらもその都度勉強しながら経験値を上げてきました。」と、くだものづくりの大変さややりがい、農家として大切にしている姿勢などのお話を伺いました。
最後に、果樹研修生度を利用して2年前に松川町に移住し、主にりんごと梨を作っている「円谷ガーデンファーム」の円谷淳二さんを訪ねました。「サラリーマンを辞めてまったくの素人から始めました。自分が生活できるスタイルをつくるまで10年はかかると思っています。でも、10年先を目指せる楽しさがあるので、今は幸せです。」という円谷さん。農家になったいきさつや今の暮らしについてお話を伺った後、りんごの葉摘み作業のお手伝いにみんなで汗を流しました。
農家さんを訪ねた今回のツアー、参加者からは、
✅「実際に農業を生業とされている皆さまのリアルなお声を聞かせていただけたことが本当に貴重で感謝しかありません。」
✅「技術的な話はもちろんですが、素直に感じていらっしゃるポジティブな面もネガティブな面も、とても参考になり、良い体験でした。」
✅「町全体をいろんな角度から見ることができ、食も住も景観も、そして人も全て素敵でした。」
という感想をいただきました。
参加された方々が松川町の人に出会ってくれたこと、この町を少しでも好きになってくれたことが嬉しかったです。
移住体験ツアーは今後も企画・開催してきますので、少しでも移住に興味がある方、松川町に遊びに来てみたい方、次回のツアーでお待ちしています！
